「衣装スタイリストのアシスタントに応募したら、面接の連絡がきた！
どうしよう何も着て行くものがない！」
そんなあなたへ実際にスタイリストアシスタントの面接で合格した私から受かるポイントをお伝えします。
意外ですよね。
じつはアシスタントの面接では洋服のセンスは見られていません。
こんな服がオススメ
シンプル、定番、キレイめ
とはいえ何を着ていってもOKと言われても何を着ていったらいいの？と思うかもしれません。
実際に着ていくなら、
男性なら定番シンプル、清潔感がある感じ
女性なら流行を少し取り入れたファッションが良いです。
ヘアメイクも清潔感を意識すればOK。
もし新しく服を買うならばユニクロやGUでシャツやブラウスなど面接以外でも使えるアイテムを投入することもオススメ。
ユニクロやGUを買うならポイントを上乗せできる裏技がありますのでこちらをお試し下さい。
シンプルで万人受けする無印良品もおすすめです。
無印良品はAmazonで買うとポイントがつくのでお得。
無印良品はユニクロより在庫が少ないので気にいったものやサイズはすぐ購入すると良いですよ。
採用に重要視はされていませんが、靴やアクセサリー、時計なども面接するスタイリストの視界に入ります。
なのでわざわざ買う必要はありませんが、こだわりたい人は小物まで意識してください。
こんな服はダメです
リクルートスーツ
スーツはファッション業界の面接では浮いてしまいます。
人によってはスーツを着ていくだけで不採用になることも。
私服にジャケットを羽織るはありですがスーツは避けるようにして下さい。
違う業界によってはスーツじゃないと失礼にあたるのに不思議ですよね。
業界の常識的なものになるのでご存知ください。
汚い、だらしない、壊れている
いつもの服で面接はOKですがボロボロ、よれよれのアイテムは避けるようにして下さい。
清潔感がない人は仕事も雑になると思われがちです。
神経質になる必要はないですがアイロンや、スチーマーを当てるとシワが消せます。
特にスチーマーは失敗が少ないので1本持っておくとアシスタントの現場でも役に立ちます。
このスチーマーは現場でも持っている人が多く使える一品です。
スタイリストプロデュースのブランドの服
スタイリストがアパレルブランドをやっていてその服を着ていきたい場合はボトムやカバン、キーホルダーなどでさりげなくアピールするようにしてください。
初対面でロゴTシャツなど着ていくのはあからさますぎて嫌な顔されます。
ファンを雇いたいのではなくアシスタントを雇いたいからですね。
一概にはいえませんがそのスタイリストのファンだからアシスタントになりたいという希望は、厳しい現実とメディアの顔とのギャップにショックを受けてしまうかもしれないのでオススメしていません。
面接で見られているところ
すぐにやめないか
衣装スタイリストのアシスタント離職率は９９％。
それほど理想と現実にギャップがある仕事なので雇う立場としては長く働いてくれる人を採用したいわけですね。
夢ばっかり語っていないか足元がきちんと地についてるかをチェックします。
そして根気があるのかを重要視。
バスケやサッカーなど運動をずっと続けていたり、高校や大学で同じバイトをしているとか、昔からボランティア活動を続けている場合などはアピールポイントになります。
コミュニケーション力はあるか、社会人の礼儀を知ってるか
ファッション業界は体育会系の世界。
敬語できちんと挨拶ができたり、ハキハキ明るく話せる人材は好かれるポイント。
すぐに話し方を変えるのは無理でもお腹から声を出すよう気をつけるだけでもだいぶ印象は変わります。
目も泳がないように、相手の目を真剣に見ると熱意が伝わります。
コミュニケーションありきの仕事なので緊張で何を言っているか分からなくなってしまっても、挨拶ができればとりあえず大丈夫です。
体が丈夫か、体力があるか
定時が存在しない世界です。
撮影のピークには事務所で仮眠しかとれないハードな毎日が続きます。
そこで風邪を引かないのが当たり前、ちょっと寝なくても平気な人が求められます。
ピークでなくとも力仕事が多いので体力には自信がある事を伝えましょう。
週に何回働けるのか
週にどれ位働けるのかも採用のポイント。
未経験者なら週5日は現場に入れると伝えましょう。
アシスタントの仕事に慣れるまでは現場にコミットした方が結果的に早く独立できます。
とはいっても新人アシスタントは給料が出ないケースも多いことが現実。
生活の兼ね合いもありますので、無理しない範囲で働く日を決めてください。
実務経験があるか
アシスタントとして現場の実務経験があると採用率はかなり上がります。
衣装制作だったら業務用のミシンが使えることも大事になってきます。
いますぐ弟子入りしたいスタイリストはいない方はアシスタント事務所で現場経験をある程度積んでおくこともおすすめです。
面接にオススメの本
スタイリストの面接は一般企業の就職のような自己PRや、グループディスカッションをして下さいみたいなきっちりした時間はありません。
志望動機くらいは聞かれますが、大事なのはゆるい雰囲気の中でも自分の言いたいことや熱意を伝えることです。
スタイリストの面接対策でオススメの本を3冊ご紹介します。
面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略
面接担当もスタイリストも人間なので、人間心理をわかっていると本番も緊張せずに話せると思います。
知識は武器になるので1冊読んでおくと良いですよ。
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
数分でも言いたいことや熱意が伝われば十分です。
自分の気持ちをわかりやすく他人に伝えるようにするにはどうすれば良いかを勉強しておくと良いですね。
博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本
自分は何を言いたいんだっけ、伝えたい想いがあるのにうまく言葉にできないという方は言葉をまとめて伝えるトレーニングをしておくと心にゆとりが生まれます。
スピーチまでは必要ないですがコミュニケーションが重視される業界なので伝え方は身につけておいて損はないです。
スタイリストが出ている雑誌やムック本
その他にもこれは読んでおきましょう。
スタイリストの最新の仕事を知っておく事は重要。
面接を受けに来てるのに最近どんな仕事をしたかすら知らないなんて、大丈夫かなと不安になってしまいます。
面接中の会話の中でもブランド名や人の名前が色々出てくるかもしれないので要チェックです。
まとめ
衣装スタイリストの面接に洋服のセンスは関係ありません。
いつも通りの自分で大丈夫です。
面接に受かるように応援しています。
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