「好きな事を仕事にしたいけど、給料が安すぎる」
「好きな事を仕事にしよう」という言葉に踊らされ、10年以上仕事を探し続けてようやく答えを見つけた私から
私は心理学の専門家ではありませんが何処にでもいる20代でした。
どうやって自分と向き合ったかの実録なので具体的にアドバイスできればと思います。
ワーキングプアにハマった経緯
私は学生時代からファッションが好きで、
衣装スタイリストに憧れていました。
進路を考えた時に親に無理を言って
迷わず専門学校を選びました。
「大好きな事をやって生きよう」
そんな言葉を真に受けて
夢に向かっていくらでも挑戦していいんだ。
そう思って10年以上過ごしました。
好きな事に直結している仕事が、
医療系とか保育、公務員、政治関係とか国が認めている事であれば良いんです。
専門学校をちゃんと卒業してれば
未経験でもやる気さえあれば入社出来て、
給料をもらいながら実務経験を積み自然にキャリアアップができる。
会社だって日本の何処にでもあり
親や友達にも胸を張ってやりたい事が出来ている。と言えますよね。
やりたい事が歌手や、
一流スポーツ選手、
YouTuber、
お笑い芸人、
モデル、
衣装スタイリストやカメラマン、
アート、
絵師など
表現する仕事だった場合。
最悪です、、、
まずそのやりたい事を始める前に
なんだかんだで資金が入ります。
地方の方は都心部へ引越し代などもかかるでしょう。
やりたい事を始めたらその仕事を続ける生活費の為に、他の仕事をします。
体調も管理しながら掛け持ちで働きます。
なので休日がなくなります。
金銭的余裕が無いと人間ダメで
掛け持ちのバイト増やしたり、
高収入の怪しいバイト始めたり。
普段は節約でやりくりしてる反動で
たまの休みの日に無駄遣いして
お金が無くなりました。
はい。
立派なワーキングプアの誕生です。
夢と向き合って生きるって
すごく貧乏になるんですよね。
価値観なんて人それぞれですが、
やりたい事を真正面から実現するには
どうしても貧乏生活がまとわりついてくるんです。
私はとにかくこの貧乏生活が嫌で嫌で嫌で
仕方ありませんでした。
医療系に就職した友人といつも比較的して
なんで自分の方が何倍も働いてるのにこんなに貧乏なんだろう、と惨めで何回泣いたか分かりません。
それではワーキングプアにならずに
自分のやりたい事をやるにはどうすれば良いか。具体的な解決策です。
給料が安い仕事から抜け出そう。
具体的な手順
ワーキングプアを克服する為には
どう稼ぎつつ好きな事をするか
を真剣に考えていかないといけません。
バイトを何個か増やした所であなたは永遠に何処いっても下っ端です。
好きな事をやりつつ、
ちゃんと安定的に収入を得ていきましょう。
まず自分が欲しい最低限の月収目安を決めて求人を見てみる
⇨やる気、体力、根性で乗り越えるのではなくて具体的に人生を設計していきましょう。
「若いうちは無茶して大丈夫」なんて言葉は
若い子を雇う為のブラック企業の誘いです。
働きたい業界をえらぶ
⇨好きなジャンル、好きなもの、事を扱える会社にしましょう。
“お金の為だけ”だと自分が飽きます。
自分が飽きると仕事を続ける事が辛くなりますので、月収目安と見比べながら妥協せずに決めていきましょう。
やりたい事を一度頭から切り離します。
⇨自分が得意な事、続けていても苦にならない、別に嫌いじゃない職種を選びましょう。
あなたの今までのバイト経験を存分に活かしてください。
(なるべく正社員、休みがあるか残業があるかも入念にリサーチ)
これすごく大事ですよ。
実際に有休が取りづらい会社は面接の時に、有休取れますか?と質問すると濁してきます。
そしてこのステップが一番大事です。
副業で好きな事をとにかく実践する。
一番大切で、一番忘れがちなのですが
会社で肩書きをもらったから夢を叶えた
のではなくて、
自分が行動しないと夢は叶わないんですね。
なのでとっとと今すぐ行動しましょう。
最初はお金にならなくて当たり前で、ものすごく下手でも時間がかかっても当たり前です。初めから完璧を目指さずに自分のペースで進みましょう。
これが私が実践して気づいた夢、やりたい事との向き合い方です。
もちろん人それぞれで仕事を選ぶ基準はありますが、「仕事=自分探し」にしない事が重要です。 つい、日本人はやってしまいがちなのですが目指す職種や肩書きにつく事がゴールではないんですね。
まとめ
- 好きな「ジャンル」で生きる
- 自分が得意な事、続けていても苦にならない、別に嫌いじゃない職種を選ぶ。
- 仕事=自分探しにしない
- 副業でとにかくやりたい事を始める。
あなたの大切な人生です。
たくさん悩む事も大事ですが、同じくらい行動してくださいね。