今回の記事は、当ブログ推薦図書の紹介です。
参照:Amazon.co.jp
400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法―――「儲けの仕組み」が、簡単にわかる! の概要
◆ストーリーでわかる! 「あの会社は、なぜ儲かっているのか?」
儲かっている会社の共通点、それは努力で儲けているのではなく、「儲かる仕組み」があります。
「儲けるなんて、簡単よ」これが口癖の敏腕経営コンサルタントの遠山桜子、45歳。彼女がふとしたきっかけで知り合った、つぶれかかったカフェの店長に「儲ける仕組み」とは何かを、具体的な事例とともに解説するというストーリー。読むだけで、世の中の儲けの仕組みがわかります! そして経営についてまったく考えなかったカフェの店長が「儲けの仕組み」を学び、経営者として成長していく……成長物語としても楽しめる話となっています。◆実際に儲かっている具体的な会社の事例が満載!
儲けの仕組みにはいろいろなパターンがあります。この本では
・知らず知らずのうちに、お客様がお金を払う仕組み
・『おとり』を使って、本命商品を売る仕組み
・お客様が浮気をせずに、継続してお金を払い続ける仕組み
・お客様が喜んで、お店のために協力してくれる仕組みなどを詳しく解説しています。
具体的にはマグカップ1個をプレゼントして、最後には4000万円のモノを自然に買わせてしまう話や、はちみつ屋さんと宝石店、なぜ、はちみつ屋の方が儲かっているのか、その驚愕の仕組みなど、儲かるビジネスにはきちんとした戦略が隠されているということがわかるはずです。
儲けの仕組みがわかれば世の中がもっとおもしろくなります。そしてきっと「儲けることは簡単だ! 」と思うに違いありません!
※ダイヤモンド社のサイトで、1章~の立ち読みができるようになっています。引用:Amazon.co.jp
おすすめポイント
ストーリー形式で、マーケティングの専門用語も後々コラムで解説あるので
何と言っても読みやすいです。
メインは赤字のカフェでの会話になりますが、
ネタバレするとすごくスープカレーが食べたくなります。
なので夜中に読まない方がいいですね。
カフェって利用する方も多いので、
自分が通っている実際の料金やメニューなど見て、
主人公みたいに粗利はどれくらいなんだろうと計算してみるのも面白いですよ。
今、
日本で実在する会社がどうゆう風に試行錯誤を重ねて儲ける仕組みを作ったかを知る事が出来ます。
女性主人公がカフェの男性経営者にナゾナゾのように、
「この企業はこんなことをしているの。
なんでだと思う?」
とよく問題を出すのですが、答えを見たらナルホドの連発でした。
カフェの男性経営者と同じく、
自分自身でも「何でこの会社はこんな打ち手を出したんだろう。
どんな戦略何だろう」と考えながら
読み進めていくとめっちゃ面白いです。
本当に、
ビジネスってナゾナゾに似ているなぁと思いました。
「儲けるなんて簡単なのに。」
が、主人公の口癖でどんどんマーケティングの世界、
経営の面白さにのめり込んでいくと思います。
自分でも儲ける仕組みを思いつきそうで、
何ともワクワクしてくる一冊です。
「難しい専門用語と表じゃ分からん」という方に持ってこいの1冊ですよ。
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