私が実際にアシスタントになれた応募の仕方を公開します。
この方法で私は何人ものスタイリストさんからお返事を頂けました。
応募からアシスタントになるまでの流れ
- 応募するスタイリスト、事務所を決める
- アシスタント希望のメッセージを送る
- 返事を待つ間に履歴書と仕事道具をスタンバイしておく
- 面接
- アシスタント生活スタート
詳しく解説していきます。
アシスタントはどこで応募できる?
スタイリストがアシスタントを募集している媒体はほとんどありません。
ハローワークやバイトルなどには情報が乗っていないんですよね。
SNS、会社HPで応募
スタイリストにアシスタントになりたいと直接連絡しましょう!
ほとんどのスタイリストがSNSをやっているか、事務所のHPを持っています。
そこからアシスタント募集情報を確認しましょう。
TwitterやInstagramのタグでも募集している場合があります。
#スタイリストアシスタント募集
#アシスタント募集
などのタグで案件を探してみるのもありです。
スタイリストアシスタント掲示板を利用する
スタイリスト・bbs ~スタイリスト・ヘアメイク向け掲示板~
実はヘアメイク、スタイリストのアシスタント募集専用掲示板があります。
ヘアメイクの募集が多いですが、こちらもチェックしてみて下さい。
紹介してもらう
おすすめはカメラマン、ヘアメイク、スタイリストなどに相談する事。
入ってみるとわかりますが実際の業界は狭いのでオフラインでの紹介が一番信用があります。
ただこの業界の仕事をしている知り合いがいる方が少数派。
周りの友達に「アシスタント募集しているスタイリストを探している」と公言しておくと良いですよ。
自分の知り合いを5人ずつ紹介すると世界中の人と繋がれると言われています。
ヒョンな所から繋がれるかもしれません。
コピペOK!応募文はこちら
本文
突然のご連絡失礼致します。
初めまして(フルネーム)です。
私は(スタイリストの名前)の作品や(連載媒体)に憧れています。
(スタイリストの名前)様の世界観の表現方法や個性の出し方に感銘を受け、活動に貢献したくアシスタントに応募致しました。
是非とも一度面接の機会を頂けますと幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
【自己紹介】
名前:自分のフルネーム
年齢:22歳
性別:女
住所:東京都目黒区
現在の就業状況:目黒区の飲食店でアルバイトをしていますがご連絡頂けましたらアシスタントに専業します。
解説
スタイリングが好きだと伝える
まずは弟子になりたいほどあなたのスタイリングが大好きです!と伝えましょう。
熱意を伝える事が大切です。
あなたの作品が好きですと言われて嫌な気持ちになるクリエイターはいません。
ぶっちゃけ本心からファンじゃなくてもOKです。
先回りして自己紹介
そして聞かれる事を想定して先回りして自己紹介しておきましょう。
現役スタイリストはとにかく時間がありません。
自分は今何をしていて、こんな感じで働けますと伝えれば自分を雇った時のイメージをしてもらえますよね。
体力にそこまで自信満々じゃなくても体力ありますと書いておきましょう。
もし仕事のシフトで面接に行ける日が限られている場合は、面接可能な曜日、時間帯も書いておくとおな良いです。
それだけで返信の可能性アップ。
この人に連絡をしてみるかと思わせたら勝ちです。
応募したらやることリスト
履歴書
返事を待つ間に履歴書と仕事道具をスタンバイしておきましょう。
日付以外のところは全部記入して写真も貼り付けておきます。
面接の連絡は突然きますので、あたふたしないように準備しておくことが大切。
ポートフォリオを作る
衣装制作系の場合はどんな服を作れるのか知りたいので簡単なポートフォリオがあった方が良いです。
制作現場は裁縫や業務用ミシンのスキル、手先の器用さも問われますので「私はこの程度の作品が作れます」と分かった方が伝えやすいですよね。
作品を持ち込むと荷物になるので、パッとテーブルの上で見やすいようにA4位の用紙に写真をまとめるのもオススメ。
面接の心構え
いつ面接がきても大丈夫なように面接の心の準備をしておきましょう。
こちらの記事も参考にして下さい。
スタイリストの7つ道具を準備する
面接に受かったと思って喜んでたら、明日から現場に入ってほしい。
なんて状況になるかもしれません。
急に買い物に行ってバタバタするよりも事前に準備しておけば初現場に備えてのんびりお風呂に入ったり、家族に連絡したり、心も体調も万全に挑めます。
もし面接で落ちても日常生活で使えるものが多く無駄にはならないですよ。
仕事道具についてはこちらで解説しています。
スマホで返事をマメにチェック
基本的にアシスタント希望の連絡をしてもいつ返事がくるかわかりません。
返信があった時にすぐに気付けるようにするのも大事です。
スマホの通知をオンにするなど工夫しておきましょう。
体力をつける、ジムに通う
スタイリストは体力勝負です。
1日中重い荷物を持ち歩き、動き回ります。
運動の習慣がないと毎日動くだけでヘロヘロになってしまうので今のうちに運動習慣をつけておきましょう。
ただ運動はメリットがたくさんあるとわかっているけど中々出来ないですよね。
まったく運動をしていない人は毎日スクワット10回を続けることから始めてみると良いですよ。
マッチョになる必要はありませんが体力をつけるだけでだいぶ仕事が楽になります。
青山、表参道、渋谷の土地勘をつける
撮影スタジオやアパレルプレスルームが多い場所の土地勘をつけておきましょう。
行ったことがない場所で仕事をするのではだいぶスピード感で差が出てきます。
具体的にやっておくと良いことはこんな感じ。
- 地下鉄の何番出口がどこにつながるのか
- 雨に濡れない道はあるか
- 充電ができるカフェを見つける
- いざという時お金を下ろす時の銀行、コンビニを知っておく
- 休憩できる公園を見つける
- 裏道まで歩いてみる
道の感覚を知っておくと、突然「ここに行って服もらってきて、早く!」なんて指示が来ても「あぁ、あのあたりにある店か」と落ち着いて対応できますね。
オススメは休みの日に散歩がてら、ねり歩くことです。
こうすれば土地勘もつくし、体力もつくし、歩くだけならお金はかからないのでお得です。
芸能人やスタイリストとの遭遇率も高いので楽しいですよ。
返事が来なくても
スタイリストから返信がなくても、あなたがダメな人間という訳ではありません。
忙しすぎる、今はアシスタントいらない、実は男性か女性どっちかしか雇ってないなど様々な事情があります。
スタイリストの道を諦めず、違う所でアシスタントをしていればいつかまたチャンスがやってくるかもしれません。
あまり落ち込まないように、めげずにいきましょう。
面接まで長期戦になりそうな場合はこちらの記事もチェックしてみてください。
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